令和3年3月から、携帯電話会社大手のNTTドコモ、au、ソフトバンクが、それぞれサービスを開始したオンライン専用の新料金プラン。
新料金プランの名称はそれぞれ、NTTドコモが「ahamo(アハモ)」、auが「povo(ポヴォ)」、ソフトバンクが「LINEMO(ラインモ)」です。
いずれの料金プランも、基本的に契約やサポートを店頭では受け付けず、オンラインのみとし、データ通信量が20GBの場合、月額2,000円台で携帯大手キャリアを利用できるという、非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
今回の記事では、気になるahamo、povo、LINEMOの基本料金、オプション料金、スマホ本体の支払い、初回手数料、違約金や解約手数料について、簡単にわかりやすく比較をしていきます。
基本料金

まずは、ahamo、povo、LINEMOの基本料金について、比較します。
ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 2,970円 | 0円 | 2,728円 |
通話料金 | 5分間無料 (その後22円/30秒) | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
データ通信量 | 20GB | 24時間使い放題(330円) 7日間1GB(390円) 30日間3GB(990円) 30日間20GB(2,700円) 90日間60GB(6,490円) 180日間150GB(12,980円) | 20GB |
データ通信量追加 | 550円/1GB | – | 550円/1GB |
基本料金では、povoが0円、LINEMOが2,728円、ahamoが2,970円となっています。
ahamoが割高になっていますが、ahamoには5分間通話無料が基本料金内に入っていて、ちょっとした連絡であれば、通話料を気にせずに通話をすることができます。5分以上電話することって実は少ないので、5分あれば十分です。
一方、povo、LINEMOの基本料金には5分間無料通話は入っていません。
povo(20GBの場合)、LINEMOで5分間通話無料のオプションをつければ、550円の追加で月額3、278円となり、3,000円をオーバーしてしまい、気持ち的は大きな違いがあります。
5分間以内の電話回線を使った電話を頻繁にする方であればahamoが適しており、20GBも使わないという方であれば、povoが適しており、通話はインターネット回線を使った無料通話(LINE電話など)しか使わないという方であれば、LINEMOが適していると言えるでしょう。
オプション料金
次に、ahamo、povo、LINEMOの追加料金について、比較します。
ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|
無料通話 (5分間以内) | 無料 | 5分以内通話かけ放題 (550円/月) | 通話準定額 (550円/月) ※加入1年後まで無料 |
無料通話 (かけ放題) | かけ放題オプション (1,100円/月) | 通話かけ放題 (1,650円/月) | 通話定額 (1,650円/月) ※加入1年後まで1,100円/月 |
データ通信 | なし | データ使い放題 24時間 (330円/24時間) | LINEギガフリー (LINE使い放題) |
海外でのデータ通信 | 20GBまで無料 | 提供予定 (開始時期未定) | 海外パケットし放題 (0~2,980円/日) |
ahamoは、データ通信の使い放題プランはありませんが、追加料金不要で日本人が渡航する国の95%をカバーする海外82の国・地域でデータ通信が20GBまで可能です。
povoは、データ使い放題24時間というトッピングを利用することができ、申し込みから24時間の間、データ通信量を気にせず、各種サービスを利用できるというサービスを提供しており、330円/日となっています。
LINEMOでは基本料金内でLINEギガフリーというサービスを提供している。LINEギガフリーとは、LINEが提供するLINE通話やLINEトークなどの様々なサービスがデータ通信量を気にせず、使い放題となるものです。
スマホ本体の支払い

次に、ahamo、povo、LINEMOのスマホ本体の支払いについて比較します。
ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|
スマホ代の支払い | 一括か36回払い | スマホ販売なし | スマホ販売なし |
ahamoのみスマホの販売をおこなっていますので、スマホを他で用意する必要がありません。
ahamoでiPhone11を36回払いにて購入する場合、機種代は1,371円/月ですので、基本料金と合わせて4,341円/月でドコモの安定した4G、5Gネットワークを使うことができます。
事務手数料
ahamoはスマホの送料や、新規、乗り換えの事務手数料は無料です。
また、povo、LINEMOについても、事務手数料は無料です。
違約金や解約手数料
携帯電話のプランは、通常2年縛りがあり、解約時には違約金や解約手数料がかかってしまい、乗り換えのハードルとなっていました。
しかし、ahamo、povo、LINEMOのどれもが、解約した場合の違約金や解約手数料はなく、余計な手数料を取られることはありません。
申し込み窓口
ahamoの申し込み窓口はこちら。
povoの申し込み窓口はこちら。
LINEMOの申し込み窓口はこちら。
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